2018/11/21

ラポール

小宮山先生と瑤子さま

「ラポール」とは、心理学用語で、セラピストとクライアントの間の信頼関係のこと。
本来の意味ではないようだが、そこから「橋をかける」というような意味でも用いられる。

ウエイト観戦は、カウンセリングでもセラピーでもないが(管理人にとっては一種のセラピーである^_^)、先日の国体の試合会場でラポールを見た。

三笠宮瑤子さまが国体でウエイトをご視察されるのは、今年で何回目だろう。
これまで、歴代のご説明役から何度も説明を受けてこられた。
ご聡明な瑤子さまのことである。
ウエイトの基本的なことは、もう理解しておられるのではないだろうか。

昨年の愛媛国体では、ご説明役の小宮山哲雄専務理事は、瑤子さまのお席とは少し離れた斜め後方に座られ、特に説明はされていなかったように見えた。

今年の福井国体3日目。
貴賓席が設けられていたので、皇族のご視察があるのだろうと思ったが、その時点では、どなたが来られるのかはわからなかった。

少年62キロ級スナッチ競技が佳境に入ってきた頃、SPらしき人の動きが活発になり、そのご到着が近いことがわかった。
このまま行くと、スナッチとジャークのインターバルにご視察の時間がかぶってしまう。
その10分間を、協会側はどう乗り切るのだろう…と、余計な心配をしていた。

今年も、来られたのは瑤子さまだった。
そして間もなくスナッチが終了。
場内のスクリーンにはDVDが上映されていた。
管理人の観戦場所からは、貴賓席が見えなかった。
インターバルの間に試合会場を一周散歩し、その時に、チラッと貴賓席に目をやった。
管理人が見たのはわずかな時間だったので、あとの時間をどうされていたかはわからないが、その時は、なんとあの瑤子さまが笑顔で、身振り手振りでお話をされていた。
その瑤子さまを、少し斜め後ろから優しく見守っておられる小宮山先生。

ラポールが築かれている!!
そう思った。

思えば管理人の9年前の初観戦にも、説明役がほしかった。

ウエイトのことを少しは知っているであろう姉は、試合会場をうろうろしているし…
姉と一緒に何度も観戦しているはずの母は、八木かなえ選手と双子ちゃんリフターの尾崎姉妹以外はわからないと言うし…
甥は、知らん顔して一人で観戦しているし…
彼氏と一緒に来ていた(リフターでない方の)姪は、その日が初観戦だったし…
(ジュリーのことは、なんとなく教えてくれたが…)

リフター魂72 判定競技

2ヶ月後のインターハイで屋良先生と出会って、どれだけ安心感を覚えたことだろう。
きっと、屋良先生と管理人の間には橋がかかっていたと思う(^^♪

リフター魂42 ウエイトの神秘に魅せられて

来年の茨城国体は、どなたがご視察に来られるのだろう。
そして、どなたがご説明役を務められるのだろう。

願わくは、お二人の間にラポールが形成されますように(^_-)-☆
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2018/11/11

世界選手権 in アシガバート

アシガバート(←どこ?)で開催されていた世界選手権の全日程が終了した。

沖縄びいきの管理人としては、沖縄出身の糸数陽一選手と神谷歩選手の入賞が嬉しかった。
さらに嬉しかったのは、安藤美希子選手の5位入賞と、ジャークの銅メダルである。

「ブログ春日会」(前身は「安藤美希子応援ブログ」)さんが、試合結果と、その後のセレモニーでの“表彰台間違えちゃった事件”のことを伝えてくださっている。

ブログ春日会 「惜しい! 安藤美希子選手は5位。」

どうせ間違えるなら、1位のところに立ってほしかった^_^;

振り返れば、日本の女子選手が初めて世界選手権のメダルを獲得したのは、安藤選手が生まれる3年前。
1989年、マンチェスター大会での植村ひろみ選手の銀メダルがそれである。
その後、斎藤さと美選手や長谷場久美選手らがそれに続いた。

昨年、全日本学生WL連盟会長の櫻井勝利先生とお話をさせていただく機会があった。
先生の口から、国際大会などで活躍した歴代の女子選手の名前が、フルネームで次から次へと飛び出した。
(全て旧姓で…)
先生の中では、彼女たちは今も、“あの時”のままなのだろうか。

櫻井先生が、それはそれは熱く語ってくださった「協会史」。
その続篇を、安藤選手が紡いでくれることを、管理人は願う。

安藤美希子選手へ
リフター魂57 “元祖”美女リフター
植村選手については、個人的に存じ上げないので、この記事に取り上げなかった。
彼女もまた、「“元祖”美女リフター」であることは間違いない。
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2018/11/05

イブはウエイト? それともデート?

インカレ1部の試合が、クリスマスに組まれることがある。
観戦の予定がなかったので、今年の日程を見ていなかった。

先日の国体で、法政大学の平良監督にお聞きすると、今年は違うとのこと。
「良かったですね」と管理人。
(何が良かった?)

「お正月から走っている人もいるしね~」と監督。
そうだった!!
管理人の好きな、襷を繋ぐ「あれ」ね(^^♪

「(クリスマスじゃなくて)良かったですね」と言ったのは、選手たち…
イブにデートができるねって意味だったのだけれど、監督の前では、それを言葉にはしなかった^_^;

クリスマスのインカレを観戦したことはないが、なんとなく特別感があるようにも感じられる。

今年は、大会が終わった後にクリスマス。
選手たち… 少しは、はじけられる!?

インカレは、学生リフターにとって勝負どころ。
来年の日程はわからないが、クリスマスならデートは封印!!
特別、1部昇格を果たした日体大の選手たちは…。
大学ウエイト | Comments(0) | Trackback(0)
2018/11/04

嗚呼!! 日体大

管理人が存じ上げる高校のウエイト部の先生方には、日体大の出身者が多い。

インターハイを観戦していた頃、「今日は日体大のOB会です」という情報が、毎回、耳に入ってきた。
(法政大学のOB会の情報も入ってきたが、当然、いずれも管理人にお誘いがかかることはなかった^_^;)

創設者・日高藤吉郎が掲げる「體育富強之基(たいいくふきょうのもとい)」を建学の精神として、日体大の母体が設立されたのは1891年(明治24年)に遡る。
以来、「体育・身体活動・スポーツを通じた健康で豊かな社会・人づくりの実現」をミッションとしてきた。

日体大ウエイトリフティング部は、1973年からインカレ5連覇。
優勝11回と、黄金期を築いた。
流れる時代と共に歩み、学生ウエイト界の歴史に足跡を刻んだ日体大。

それが… 今年… なんと… 
インカレ2部のプラットホームに立っているではないか!!

「ここは、あなたたちのいるべき場所ではない!」
プラット上の彼らに、そう語りかけた。

今大会で優勝を果たし、めでたく1部に返り咲いた日体大。
「もう、ここへは帰って来ないでね」
閉会式を見つめながら、そう祈る管理人だった。

強い日体大よ!! 再び。
大学ウエイト | Comments(0) | Trackback(0)
2018/10/24

安藤美希子選手へ

「この子、私と同じ名前だから応援します!」

ウエイトのことは、まだほとんどわかっていなかった2010年春の全国高校選抜選手権。
安藤選手の名前がコールされた時、隣にいらっしゃる屋良先生にそう言ったのを、昨日のことのように覚えている。

管理人は、仕事では「みき」で通しているが、仕事の鎧を脱いだプライベートの名(本名)は「みきこ」である。
(安藤選手と漢字は違うが…)

娘の幸せを願ってのことだろう。
信心深い両親が、いろいろと鑑定してもらって付けてくれた名前である。
それ故、姓名判断などではいつも「とても良い名前です」と太鼓判を押される。
「(良すぎて)女性には、ちょっと強すぎるかもわかりませんね」と言われたこともある。

名前というのは運命を共有しながら、生涯に渡って個人が背負っていくものである。

「私と同じ名前だから…」
応援する理由は、それで十分である。

2階級通しての高校記録保持者となったこの大会の後、膝を手術。
復帰後、全日本選手権を7回制覇した彼女。
今夏、女子ウエイト界24年ぶりとなるアジア大会でのメダル獲得。

彼女が、過去の自分を超えて日本記録を更新する度に、自分のことのように喜んだ。
一人韓国に渡り、信じる道を突き進む彼女の姿に、かつての自分を重ねていたのだろうか。

もうすぐ世界選手権。
そして2年後には東京五輪。

全国の「みきこ」が、あなたを応援している。
きっと…

頑張れ!!

みきこ。


リフター魂30 安藤美希子選手
リフター魂81 あれから6年…
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