2014/04/11

リフター魂59 メディアの後押し

「平仲、魂で差した」(沖縄タイムス)
「“怪物”屋良」(琉球新報)

これらの見出しが、新聞紙上に躍る。
沖縄では、メディアによるウエイトの取材が非常に盛んである。

国内外を問わず、試合結果は必ず報じられている。
上位に入賞した場合はもちろんのこと、良い成績を残せなかった場合も、淡々と順位は伝えられる。

全国大会の試合会場で、沖縄のテレビ局や新聞社の取材スタッフの姿をしばしば見かける。
いやが上にも選手のモチベーションは上がる。

これらの媒体が、強い沖縄を後押しする。


☆美ら島総体☆

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さすが地元! 取材カメラが並ぶ。

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沖縄タイムスの安里真己記者

「平仲、魂で差した」は、沖縄タイムスの記事。
意識があるのかないのかわからない状態で決めた平仲選手の最終試技。
それを表現したこの見出しに、管理人は脱帽。
あの一本がなければ、南部工業高校の団体優勝はなかった。

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毎試合、表彰式直後に試合会場で配布された速報記事
ウエイト王国ならではのサービス♪


☆熱戦再来 北東北総体☆

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沖縄タイムスの安里真己記者(左)
これを最後にお会いしていない。
今はデスクというポジションに就かれ、現場に現れることはない。
記者が書いた記事は、彼女のチェックを経て活字になる。

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RBC(琉球放送)の取材を受ける平仲選手


☆北信越かがやき総体☆

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沖縄タイムスと琉球新報の記者が一緒に屋良先生を取材

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琉球新報の仲本文子記者

彼女は、東京国体にも取材に来ている。
1年前に他の記者が書いた「“怪物”屋良」の記事を受けて、
「“怪物”新たな歴史」という見出しで、“怪物”伝説を継承した。


☆第28回全国高校選抜大会☆

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知念光亮選手を追いかけて金沢までやってきた、RBC記者の取材メモ
知念選手は、彼らを手ぶらで帰さない。
優勝と日高新、最優秀選手賞というお土産を受け取って、取材クルーは帰って行った。


☆第29回全国高校選抜大会☆

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琉球新報の平安太一記者の取材メモ

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入賞した沖縄の選手に取材をする平安記者

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選手と記念撮影。
(左)56キロ級 優勝・知念勇斗選手 2位・森将太選手
(右)62キロ級 3位・幸地芳選手
笑顔が素敵な平安記者、選手以上に嬉しそう♪


☆沖縄国際大学重量挙部☆

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入学式の後、テレビ局と新聞社の取材に応じる沖国トリオ
(知念光亮選手、屋良一郎選手、仲西弘一選手)

メディアへの露出が多い彼らは、ちょっとした有名人?
飲食店で、写真撮影を求められることも…

大学の練習環境はまだ整ってはいないが、それを言い訳にできない。
メディアの後押しを受け、地元の期待に応えてほしい。
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2013/09/26

リフター魂52 郷土の誇りを胸に

人は、いくつ故郷を持っているのだろうか。

管理人の場合は…
幼き日に、たくさんの思い出をくれた京都。
それが故郷である。
第二の故郷は、多くの人と出会い、思いを重ねた地、奈良である。

そしてもう一つ、心の故郷がある。
これまで幾度も、疲れた心と体を癒してくれた場所。
青い空、青い海を持つ島、沖縄である。

今から68年前の太平洋戦争末期、激しい地上戦の舞台となった南の島。
かつて沖縄出身の老婦人が、管理人にこのように語られた。
「貧乏は怖くない。でも、戦争は怖い」と。

暗く悲しい過去を持ち、今も傷ついている島。
それなのに… いや、それだから… と、言うべきだろうか。
この島は、訪れる人々をいつも温かく迎え、明日への希望を与えてくれる。

4年前、管理人にとって、この島はより身近な場所となった。
まほろば総体で、屋良先生や沖縄の選手たちと出会ったことで、この島はさらに管理人に近づいた。

沖縄の風土に育まれたリフターたちは、強く、優しかった。
自分自身を限界まで追い込んでいる彼らの姿を目の当たりにすることがなかったなら、ウエイトファンとしての今の管理人は存在していなかったかもしれない。

来月、選ばれしリフターたちが、郷土の誇りを胸に、東京国体のプラットホームに立つ。

都道府県の枠を越えて、応援したい選手は数多くいる。
もちろん、故郷である京都、奈良の健闘を心から祈る。
それでもやはり管理人は、今大会、チーム沖縄の連覇を願わずにはおれない。

それは…
疲れた心に微笑みかけてくれた、青い海の優しさへの恩返しである。


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2012年 岐阜国体で、4年ぶりに総合優勝を果たした「チーム沖縄」
(セラトピア土岐にて)
「リフター魂41 チーム沖縄」
昨年の代表選手7名の内、6名は同じメンバーで、今年連覇に挑む。
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2012/09/15

リフター魂39 壺屋焼に思う

琉球王国からウエイトリフティング王国へ

管理人愛用のお茶碗が割れてしまった(T_T)
その話を屋良先生にすると、管理人の誕生日に合わせて、壺屋焼のお茶碗とお湯呑みのセットをプレゼントしてくださった。
日頃の南部工業、そして沖縄に対する熱い応援へのお礼だとおっしゃる。

壺屋焼は沖縄の伝統的な焼き物であり、その歴史は古い。
中でも、深い紅色の「赤絵」は壺屋焼の最高峰とも言える。
陶器の焼成は1200度だが、赤の釉薬は高温では発色しないため、まず素地を焼いて、その後に赤を描き、もう一度800度で焼き上げるという。
手間もコストもかかっている。
島ということで薪が少ない沖縄において二度焼きする赤絵は、かつて琉球王朝貴族だけが使用できたという。
炎の中を二度も通って誕生したその器は、気高く、深く、荘厳な輝きを放っている。

人もまた、ほむらの中をくぐりぬけながら、錬られ、磨かれ、輝きを増していくのかもしれない。
その器を眺めながら、全国で活躍する沖縄出身のリフターたちにしばし思いを馳せていた。
彼らのルーツである琉球王国は、時代の流れの中で幕を閉じたが、彼らには、守らなければならない王国がある。

昭和40年の岐阜国体に参加した沖縄選手団は、全国とのレベルの差に衝撃を受けて帰ってきた。
そして本気になった彼らは一丸となり、やがてウエイトリフティング王国沖縄を築き上げた。

47年の時を経て、今年、岐阜で国体が開催される。
王国の未来を担うリフターたち。
郷土の誇りをかけて挑む「ぎふ清流国体」で、王座奪還を!!

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新垣健司氏作
陶芸家の息づかいが聞こえてきそう♪
(新垣氏は、宮本昌典選手のお父様の陶芸の先生^_^)
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2010/07/03

リフター魂5 ウェイトリフティング王国沖縄

「30秒という少ない時間に全てをかける」
「精神と体を鍛え ライバルにそして己に勝ち続ける為!」
「孤独な勝負に挑み続けるスポーツだ!」
おもりそうし~沖縄ウェイトリフティング王国建国記~より

多くのリフターを輩出してきた沖縄。
いったいいつから沖縄はそんなに強くなったのか。

沖縄をテーマにした歴史や文化、スポーツなどをまんがにしてわかりやすく紹介しているサイトがある。
「沖縄まんが物語」である。
その中の「おもりそうし」の編集者は、入魂の一挙げに賭ける先人達の歴史と情熱を感じてほしいと語る。

物語は、美ら島総体を目前に控えた高校生リフターが、沖縄とウエイトリフティングとの出会い、関わりを探し求めて過去への旅に出る。
そのモデルとなったのが、リフター魂3で紹介した南部工業高校の選手たちである。
監督や選手の名前の一部が登場人物の名に使われ、キャラも似せられている。
知っている人が見ると、その部分でも楽しめる作品である。

それはさておき…
いつの世も、熱いハートを持って立ち上がった男たちが時代を創ってきた。
沖縄とウエイトリフティングを結ぶ歴史においても、立ち上がった男たちがいることを知ってほしい。
沖縄のリフターはもちろんのこと、全てのリフターに見てもらいたい作品である。


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南部工業の団体優勝がほぼ確定した美ら島総体最終日に展示された「おもりそうし」
(於 八重瀬町具志頭社会体育館)
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