2012/05/21

リフター魂31 ロンドン五輪代表決定

今から64年前。
1948年(昭和23年)に開催されたロンドン五輪では、戦争責任を問われ、日本の参加は認められなかった。
当時の関係者は特別な思いで今大会を迎えることだろう。

国の参加は許されても、五輪出場はアスリートにとって狭き門であることに違いはない。
五輪という大舞台で勝つこと以前に、その舞台に上がるための熾烈な戦いを、アスリートたちは通らなければならない。
そして、誰よりも頑張った(みんな、頑張っているのだけれど)、ごく一部のアスリートだけがその舞台に立つことを許される。

代表争いを制し、各種目で代表選手が決まっていく中、ウエイトリフティングでも代表5選手が発表された。
全てのリフターの思いを胸に、日の丸を背負って戦う彼ら。
最高のコンディションでプラットホームに立ってほしい。

ロンドンの風には従順に。その重力には大いに逆らって。


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48キロ級 三宅宏実選手
日本のウエイト界を牽引しているのは、あまりにも可憐な女性である。
3回目の五輪出場。
どの階級を選ぶかが注目されていたが、リスクを背負って48キロ級で勝負に出るようだ。

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48キロ級 水落穂南選手
八木選手と同じく19歳。
器械体操からウエイトへの転向というのも共通している。
管理人が試合会場に着く頃には、彼女の階級の試合は終わっていることが多かったような(^_^;)

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53キロ級 八木かなえ選手
成功した時のキュートな笑顔が、見る人を魅了する。
ロンドンでも、人々を魅了してほしい。

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+75キロ級 嶋本麻美選手
日本の全ての女性の中で、一番重いものを持ち上げられる人。
ロンドンで、大和撫子の底力を見せてほしい。


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+105キロ級 太田和臣選手
日本一の力持ち!?
イギリス人の祖父を持つ。
そう言えば、どことなく英国紳士風な雰囲気が漂う。
お祖父様の故郷で暴れてほしい。


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追記

選手のみならず、さまざまな人が、さまざまな場所で、さまざまな思いで、先日の代表発表を聞いたことだろう。

今回、候補に上がりながら選考から漏れた選手たちにかける言葉を未だに見つけられずにいる管理人に、元リフターの姪が教えてくれた。
「何も言わなくていいんだよ」と。

このブログの更新中に、斎藤里香選手の現役引退を知った。
彼女もまた、ロンドン五輪代表入りに望みをつないでいた一人である。
北京五輪8位入賞の実績を持ち、その他、国内外さまざまな大会で活躍してきた。
日本記録保持者でもある彼女。
彼女が持つ高校記録は10年以上破られていない。

去り行く彼女へ。
ひと言だけ、言わせてほしい。「ありがとう」と。
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