最終予選~ そして代表決定


リオ五輪最終予選となった今年の全日本選手権。
現地観戦は叶わなかったが、外出先や移動中なども、状況が許す限りネットで観戦していた。

ウエイト協会が作成した選考ランキング表を意識し、選手たちの戦いは進んだ。
大会後半に出場する選手は、先に試合を終えた選手たちの結果を受けて、それに並ぶため(できれば上回るため)、ランキング表と照らし合わせて挑む重量を設定した。

リオ五輪出場枠は、女子4枠(内1枠は内定済み)。
男子はわずかに1枠である。
その1枠も、初日でほぼ決まったかのように思えた。

それなのに…
なぜ、無理してそんな重量を?
男子重量級の試合を観ていて、そう思った。

その理由を、後に知った。
他国のドーピング違反により、男子の出場枠が増える可能性がある。
彼らはそれに懸けたのだと。

世界の基準に照らし合わせるなら、厳しい重量級。
それでも彼らは…
彼女もまた…
迷わず攻めた。

全日本連覇の栄冠を棒に振ることになっても…
日本新記録樹立の機会を捨てることになっても…
それ以上に欲しいものがあった。
それ故に、選択肢は一つしかなかった。

それほどまでに、4年に一度の祭典は甘美なものである。
けれどもその扉は寡黙に凛とそびえ立ち、アスリートたちの挑戦を跳ね除ける。

そして今回、固く閉ざされた扉を開いたのは、以下の5人の選手である。
届かなかったリフターたちの思いをその手に込め、彼らはリオでシャフトを握る。


男子62キロ級 糸数陽一選手

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女子48キロ級 三宅宏実選手

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女子53キロ級 八木かなえ選手

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女子58キロ級 安藤美希子選手

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女子63キロ級 松本潮霞選手

思えば、彼女について書いたことは一度もない。
かなり前に数回言葉を交わしているが、五輪代表に選出されるまでに成長するとは…
リオでの活躍を期待する。



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