2017/07/04

リフター魂90 3度目の夏

「星になった君へ」


あれから…
3度目の夏がやって来た。


あまりにも突然の別れだった。
夢なのか…
現実なのか…
心の整理もつかないままに、この記事を書いた。

リフター魂73 星になった君へ


彼と初めて会ったのは、2012年の岐阜国体。
その前から彼の名前は知っていた。
各試合の結果表に、いつもその名は上位に記載されていたから。

第一印象は、少年漫画から抜け出してきたような軽やかさ。
彼を護衛するかのように、大きな選手たちがその周りを取り囲んでいた。

小柄な彼のどこに、あんな重いバーベルを持ち挙げるパワーが潜んでいたのだろう。

時に日の丸を背負い、
時に母校の誉れのために、
また時に郷土愛に燃えて、
彼はバーベルを挙げた。

高校3冠。
大学時代は4年連続でインカレのプラットに立ち、2度チームを優勝へ導いた。
高校時代、大学時代、また社会人としても国体に出場し、故郷・沖縄の総合優勝に貢献してきた彼。

リフター魂41 チーム沖縄

過去に書いたもので、彼の名前が出てくるのはこの記事だけである。
それでも2年前、多くの人が彼の名前を辿ってこのブログを訪ねてきた。
あのとき訪問してくれた人たちは、ここに彼の面影を見出すことができたのだろうか。

その年の秋、チーム沖縄は国体4連覇を遂げた。
プラットホームを見つめ、「ここにいたのにな~」と、呟いた姉。
主語はなかったが、誰のことを言っているのかはすぐにわかった。
管理人も、同じことを考えていたから。

人間の事情などは構わずに、淡々と時は流れ、季節は巡る。

3度目の夏。
記憶の頁を開きながら目線を上げれば、沖縄の空にミルキーウェイ。
無数の星たちが寡黙に舞う。

2年経った今でも…
やはり… 「さよなら」は言わない。

管理人の人生の途上に軽やかに現れ、何も告げずに遥かな空へと駆け上って行った彼。


思いを共有させてくれて、ありがとう。
忘れないよ、君のこと…

―東門勇将くん―



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もう一度会いたかったな~
この笑顔に
(岐阜国体にて)
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