2011/09/10

リフター魂23 屋良一郎選手

親父超え!?

南部工業高校の1年生リフター・屋良一郎君が、アジアユース選手権大会で3位入賞を果たした。
初の海外の舞台で試技を全て成功させ、ジャークで自己ベストを出しての入賞である。
大した1年生だ。
それもそのはず。南部工業の屋良博之監督の一人息子なのだから。

かつては、ピアニストの伯母(屋良先生の姉)の影響を受けてか、その指でピアノを奏で、珠算や将棋という静的勝負を好む少年だった。

2年前の夏休み。
一日中ゲームと向かい合っている、当時中学2年生の息子の姿に危機感を覚えたのは、彼の母である。
かくして・・・彼は父と共に、南部工業のウエイトリフティング場へ通うことになった。
それまでスポーツらしいスポーツをしたことのない彼だったが、やはり確実に父のDNAを受け継いでいた。
日に日に伸びる記録に周囲が目を見張る中、一番驚いたのは彼自身だったかもしれない。

ウエイトを始めて1年半で臨んだ今年の全日本ジュニア選手権大会では、大学生たちの中に混じって競技をし、日本中学生記録を樹立した。
今夏のインターハイでは、1年生ながら5位に入り、南部工業の団体準優勝に貢献した。
来月の山口国体での活躍が期待されている。

親父超え!?
いいえ。それはまだまだ。
ウエイトだけのことを言っているのではない。
若干15歳。父であり、師である"人間・屋良博之"には、はるかに及ばない。

今の彼にとって大切な課題は、日々練習に励み、記録を伸ばしていくことであるのは言うまでもない。
それと同時に、ウエイトを通して精神力を鍛え、人として成長すること。
それもまた、両親の願いである。

いつの日か、全てにおいて真の親父超えを果たしてほしいと思う。


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昨年の全国中学生選手権大会
スナッチ、ジャーク・トータル全てで大会新を樹立しての完全優勝
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