2012/08/11

リフター魂36 北信越かがやき総体②

<追悼記事> リフター魂80 弥生の風に運ばれて


応援旗

南部工業に、新しい応援旗がやってきた。
屋良先生の赴任前からあった応援旗はかなり年季が入っており、これまで試合に帯同することはなかった。
今春、南部工業を卒業し、金沢学院大学へ進んだ川満健作君のご両親が、新たに寄贈してくださったのだ。

名セコンドだった川満君は、高校最後の夏となった昨年のインターハイで、選手としてプラットホームに立った。
運営側の不手際があり、彼は、憧れの舞台で7回試技に臨むことができた。
そして、7回失敗という快挙(?)を成し遂げた。
なんとも彼らしい。

遠く沖縄から応援に駆けつけたご両親は、彼が失敗する度にうつむいてため息をついておられた。
試合後、申し訳なさそうにされていたが、失礼ながら管理人の中では、彼の6回の失敗は想定内だった。
7回は、さすがに想定外だったが(^_^;)
でも・・・
できれば一本、ご両親の前で決めさせてあげたかった。

幼き日より、一つの事に集中するのが苦手だった彼。
そんな彼が、3年間ウエイトをやり通した。
彼が部活を休むと、みんなで家まで迎えに行った。
良き師、良き仲間に恵まれ、彼はウエイトが大好きになった。

「『余計なことをして』と息子に叱られる」とおっしゃりながらも、わが子を成長させてくれた南部工業とウエイトリフティングへの深い感謝を形にして表したい・・・
ご両親の思いがいっぱいに込められた応援旗は、この夏デビューを果たした。

試合会場に並ぶ、色とりどりの旗。
それぞれにドラマがあり、その一つひとつに、いくつもの思いが詰まっていることを知った夏である。

SANY0096_convert_20120811153053.jpg

SANY0109_convert_20120811154602.jpg
高校ウエイト | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
新・応援旗のデビューおめでとう・・・と言いたいです。
お世話になった方々やモノへの感謝を形にしてせめてもの恩返し、ご両親の気持ちは良~くわかります。

何気なく競技会場で見ている各校のあの応援旗。
それぞれに色々な想い(闘魂・感謝・誇り・友情・思い出など)が込められているのですね。
これからはそんな目に見えない部分も思いはかりながら、
観戦したいと思いました。

試合会場にズラリと並ぶ応援旗。。。
今まで何とも思っていなかったのですが、川満夫妻の気持ちを知って、今年からその見方が変わりました。


管理者のみに表示