「一つくらいタイトルを獲らないと、受け入れてくれた大学に申し訳ない」
階級変更して東京国体に挑む理由を、彼はそう明かした。
本田大智選手。京都・加悦谷高校の3年生である。

中学校時代の華々しい活躍により、将来を嘱望されていた彼。
ところが高校での競技生活はケガに悩まされ、不運の連続だった。
力はあるのに、大きな大会で、勝利の女神が微笑んでくれることはなかった。

遠かったタイトル。
憧れてやまなかったタイトル。
今大会、決死の覚悟で、彼はそれを獲りに行った。

少年の部77キロ級。
そのプラットホームに立つために、彼には越えなければならない関門があった。
検量という関門である。
辛くもそれをパスし、彼は戦いの舞台に上がることを許された。

祈りが積まれた試合会場。
ここに至るまでの彼を知っている多くの人が、固唾を飲んで見守った。

かつて同じ階級でタイトルを競り合った、生頼永人選手も見つめていた。
「もっと強くなりたい」
合宿で、切磋琢磨した仲間も見つめていた。
「夢はオリンピック」
遠征先で、将来のビジョンを語り合った友も見つめていた。

彼は、挙げた。

迎えてくれる大学のために。
ここまで導いてくれた恩師のために。
どんな時にも支えてくれた家族のために。
そして何より… 頑張った自分自身のために。

これまで幾度も、他の選手が上がるのを見てきた表彰台の一番高い場所。
ついに彼は、そこに立った。

誇り高き高校1冠。
それを携え、来春、彼は新たな世界へと旅立って行く。


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「あの~ 大智のこと… 応援してくださってるんですか?」
お母様が、驚いた様子でそうおっしゃった。
すかさず加悦谷高校の北川校長が、このブログのことを説明してくださった。

お母様、みんな彼のこと、応援してますよ♪


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加悦谷高校の北川鯉平校長と川畑勉監督

川畑先生と本田君を撮ろうと思ってカメラを向けると、見慣れぬ紳士が横から入ってこられた。
この方はいったいどなただろう?
京都のウエイト関係の方?
それなら、たいていお顔は存じ上げているが…
などと思い巡らしながらシャッターを押した。

その後、自己紹介してくださった。
そして、「『ぶどうの木Blog』 毎日、見ています」と。
今年、加悦谷高校に赴任してこられた北川校長。
ご自身も体育会系だということで、非常に熱い方でいらっしゃった。

でも校長先生、このブログ、更新遅いですから、毎日見ていただかなくても大丈夫ですよ^^;

本田君との3ショットは編集中に慌てて消してしまったので、この2ショット写真でお許しをm(__)m


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