トップリフターの証し!?

白か赤。成功か失敗。
二つに一つ。
時に厳しい判定は、世界の舞台で戦うトップリフターへの洗礼かもしれない。


糸数陽一選手

社会人として初めて臨んだ全日本選手権。
自らが持つ日本記録の更新に向けて挑んだジャーク。
1本目を決めて、続く2本目。
頭上に差し上げたものの足元が定まらず、ブザーを待たずにバーベルは床へと返って行った。
不本意な失敗である。
が、手応えは十分だった。
重量を増加し、日本新への挑戦となった3本目。
バーベルを高々と持ち挙げ、レフリーの前でピタリと静止してみせたのは、王者の意地だったのか。


三宅宏実選手

八木かなえ選手との初の直接対決となった全日本選手権。
スナッチが終わって、体重差で三宅選手がリード。
そしてジャークへ。
挙げたと思った三宅選手の2本目は、審議の結果、判定が覆って失敗。
その後、八木選手が3本目を失敗した時点で、体重差で三宅選手の優勝は確定した。
が、そのまま終わらせなかったのは女王の意地か。
重量を増加し、ロンドン以降、成功しなかったという111キロを満身の力でジャーク。
ジュリー団に、ロンドン五輪銀メダリストの底力を見せ付けた。


白 or 赤。
成功。それとも失敗。
厳しい判定は、リフターの戦意を喪失させることもあれば、高揚させることもある。
上記の2選手は、間違いなく後者である。
そしてそれは、日の丸を背負って世界と戦うトップリフターの証しでもある。


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判定スイッチ
赤と白のボタンがあるだけ。
本当に…それだけである。
レフリーはその目で見て、次の瞬間、いずれかのボタンを押す。
管理人には、絶対無理(>_<)


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金沢総合体育館にて撮影

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ジュリー席と進行席を結ぶホットライン
(競技会規則には、自動接続電話と記されている)
“ホットライン”と呼ぶには(管理人がそう呼んでいるだけだが)、あまりにも非情な場面で使用されることが多いツールである。
「今時、無線じゃなくて有線なんですよ」と、公式記録員の園家恭一先生が説明してくださった。
白から赤へ…
無情な宣告は、そのコードを通って伝えられる。

リフター魂62 全日本選手権2014②

リフター魂60 テクニカルコントローラー

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